|  | 書籍出版のご案内 
 
 
        
          
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                  |  | 当財団で2007年より開催の「超高齢社会問題研究会」における検討の成果をこのたび平成24年6月6日に出版する運びとなりました。 本書は高齢者にとって真に住みやすい社会とはいかなる社会であるかについて一つの指針を提起して議論を喚起しようとするものです。
 本書は出版社、お近くの書店、ネット書店等でお求めになれます。また、ご不明な点等ありましたら財団までお問い合わせください。
 
 【書籍概要】
 『超高齢社会』 高橋 元監修 光多 長温編
 出版社:中央経済社  定価:2,940円(税込)
 ISBN:978-4-502-69740-1
 |  |  本書のねらい
 
 
  本書は超高齢社会におけるさまざまな取組みの「ある程度の全体像」を示したつもりです。本書の内容は、「現実を踏まえていない」「楽観的」とのご批判をいただくかもしれませんが、一方的に高齢者問題の暗い側面を指摘するだけでは問題の解決にはならないはずです。本書の構成(序より)本書の提言をベースに今後各方面から議論が沸き起こることを期待します。特に、高齢者対策に財政支出を行うことが、日本再生のカギとなるとの問題提起は、「高齢者対策財政支出は効果が小さい」との既成観念とは意見を異にするものであり、今後の議論に期待します。
 高齢社会の制度変更や各方面における取組のスピードはますます加速していますが、その大きな方向は本書で示したものとそう違いません。
 政策は分かりにくい物です。わが国の高齢者政策の明確な“カタチ”が国民共有のものとなることを望みます。
 
 
 
 
  本書は、3部構成をとっています。序章で超高齢社会についての解題を行った上で、第Ⅰ部で超高齢社会の現状、第Ⅱ部で高齢者対策の具体的な取組みを紹介し、第Ⅲ部で超高齢社会における政策の方向を考え、終章で今後の方向性を考える構成となっています。目次
 
 
 
 
        
          
            | 序 章 | 超高齢社会の到来 |  
            | 第Ⅰ部 | 高齢社会の現状 |  
            |  | 第1章 | わが国社会経済の構造変化と高齢社会の課題 |  
            |  | 第2章 | 超高齢社会の鳥瞰 |  
            |  | 第3章 | 国土の長期展望と高齢化問題 |  
            | 第Ⅱ部 | 高齢者対策への具体的取組み |  
            |  | 第4章 | 超高齢社会への行政の対応:世田谷区の取組み |  
            |  | 第5章 | 地域包括ケアシステムを機能化した介護保険事業計画 :和光市の取組み
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            |  | 第6章 | 地域医療連携を重視した医師会の事業計画と理論の展開 :尾道市医師会の取組み
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            |  | 第7章 | 公的ホームと有料老人ホーム |  
            |  | 第8章 | 高齢者住宅への対応Ⅰ:(株)福祉の街の取組み |  
            |  | 第9章 | 高齢者住宅への対応Ⅱ:(株)学研ココファンの取組み |  
            |  | 第10章 | 「ご当地体操」による健康寿命の延伸 |  
            | 第Ⅲ部 | 超高齢社会の方向 |  
            |  | 第11章 | フランスの高齢者問題 |  
            |  | 第12章 | 高齢者医療の現状と課題 |  
            |  | 第13章 | 老人保険問題の現状と今後 |  
            |  | 第14章 | 超高齢化問題におけるまちづくり |  
            |  | 第15章 | 超高齢社会における公共投資の効果 |  
            |  | 終 章 | 超高齢社会に向けた社会設計 |  
 
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