「社会資本整備論」-回顧と展望-」について

 財団法人都市化研究公室は、前専務理事 吉田達男氏の遺業を継承し発展させるため、遺稿を収集整理し、ここに「社会資本整備論-回顧と展望-」を取りまとめました。
 吉田達男氏は日本開発銀行、地域振興整備公団等に勤務して、政策金融、地域開発の業務に携わり、同時に経済審議会、国土総合開発審議会初め多数の公的な審議会の委員に任命され、国、自治体等の様々な政策立案に参画しました。 
 特に長期経済計画、国土総合開発計画の策定にあたって、主に社会資本整備に関連する政策立案グループに参加し、社会経済情勢の明確な分析をもとに貴重な提言を通じて重要な役割を果たしました。この間、おりに触れて多数の論説を遺されました。
 本書はこれらをできるだけ収集整理し、吉田達男氏の思想、業績を記録したものです。二十世紀後半の国土開発と社会資本整備の政策展開を検証する際の貴重な資料として、また、新しい世紀における国土の経営・管理に示唆を与えるものとして活用されることを期待します。(「はじめに」より)

内容

第1巻「社会資本整備論」(国土計画論、地域開発論、社会資本整備論、大規模プロジェクト論、大都市問題等)

第2巻「都市化研究公室季報集」

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